28日目① 成都から北京へ 2010年12月7日(火)




 昨晩は成都市中心部、天府広場もライトアップされてきれいでした。
 さて、今日は北京に行きます。成都発午後3時の飛行機に間に合えばいいのでゆっくりです。シムズの周りを散歩すると去り難い気持ちで一杯になります。いいところでした。シムズの送迎は、ひと月前、来たときと同じ歌が好きな女性ドライバー。30分ほどで空港に着きました。今日はよく晴れて、初めて成都に着いたホコリっぽい空気とは全く違います。
 セルフタイマーで自分の写真を撮ったらピンボケになっちゃったので、そばに座り込んでいた女の子にお願いしました。なにやら楽しそうな二人組でした。とにかくどこに行って親切にしてくれます。 
 カウンターで別嬪の係員にいつもの翼の少し後の座席をお願いします。うまく取れました。それからチェックインを済ませてお土産屋めぐりをするのがまた楽しい。女性歌手のバラード調のCDを一枚買いました。ぶらぶらしていたら出発ゲートの前でUCC上島珈琲の店を見つけたのでまた一杯。高いとは思ったけれどちょっと座りたかったので。
 と、これがある意味正解でした。買ったCDの歌詞を見ようと思って中を開けたらナントCDが入ってない!まさかと思ってよーく見直したけれど確かにない。味はいいけど38元 500円もするカフェラッテも量が少ないからすぐ飲み干して、ダッシュでさっきのCD屋さんに行きました。顔を覚えている店員がいましたがどうしたの?という感じです。中を開けてCDがないと言うと、エーッとびっくりしてすぐに別のと取り替えてくれました。もちろんその場で中味を確認して、ちゃんとCDが入っているのを見て安心しました。すぐわかって良かったです。出発してからだったら多分手が打てなかったでしょう。この場合、客の側ではいくらでもウソがつける。入っていたものを入ってなかったと言うだけでいい。どうにでもできるのですが、店員は全く疑うことをせずにスグ取り替えてくれました。まあ、実はよく、と言うか、たまにある事なのかも知れません。だから、客の言っていることが、大抵正しい、と考えているのだと思います。とにかく、ホッとしました。店員は何度もアイムソーリーと繰り返していました。へえー、こういう時はやっぱり謝るんだなーと、妙に感心したりします。ただただ、間に合って良かった。ここのCDは中味を確認した方がいいよーと言ってニコッと笑って帰りました。クレームをつける時は感情的にならず事実を淡々と言うのが、かえっていいのです。ふーっ。
 やれやれと思って出発ゲートの前に戻り、本屋で雑誌を見てると、なんだか愛想のいい店員がいるのでパチリと一枚。
 成都の印象は実に良かったですよー。