番外 蔵の町 喜多方 SEE YOU!

 3泊4日の喜多方の旅も、あっと言う間に最終日。朝、喜多方から新宿までの高速バスの乗車券を買いに、喜多方駅近くの会津バス営業所まで行きました。ホテルの貸し自転車で5分もかからないので便利です。片道¥5、000ですが、往復だと割引があります。
 
 午前中は蔵を見て回りましたが、やはり2〜3日では全然時間が足りません。歩いているとホントにいい蔵があって、ゆっくり見たいと思いました。
 
 午後からは会津平野が見渡せる美味しい蕎麦屋さんに行きました。濃いピンクの芝桜が綺麗です。山の細い道を上って行くと敷地に子馬や鶏、黒いうさぎもいます。取れたての(産みたて?)卵も売ってるそうです。蕎麦はコシがありいい味です。私の父が蕎麦屋の五男でしたから、私も蕎麦の味にはちょっとうるさいんですよ。

 次は、三津谷というところのやはり蔵を見ましたが、これは住居蔵。倉庫や店ではなく、人が住む家として建てられたものです。畳もフカフカで、おそらく畳の下の床材はかなり厚いものを使っているはずです。だから湿気がこない。デザインとしては質素ですが、モノが違います。
 さらに、日中線という昔走っていた鉄道の駅、鉄の塊みたいな、あるいはロボットみたいなラッセル車、木製の真っ立ての座席の客車などが残されているところを見ました。
 また、ちょっと行ったところには道の駅があり、温泉施設も付いています。盛り沢山です。どこもゆったりしています。

 市内に帰って、蔵という名前の蔵のコーヒー屋さんで休みました。フランスの片田舎にありそうなビストロの中はこんな感じだと思います。何か共通したものがあります。

 5時20分発の高速バス。会津若松を経由して、途中2ヶ所のパーキングエリアで休憩。新宿東口に定刻通り10時20分に到着。人が溢れている土曜の新宿を足早に去り、ゆったりと落ち着いた喜多方の雰囲気を思いながら帰りました。美貌のアルピニスト様お疲れ様でした。