番外 極真空手体験入門の巻

 私が通っているジムのプール仲間に空手をやっている人がいます。同年代、いつもニコニコしている男性です。6年くらい前に、空手の稽古をしようと誘われていました。その頃は土日はどちらか必ず、真冬でも海に行って、海パン一枚、ウェットスーツなしで泳いでいました。さすがに体力を消耗するので、空手はしませんでした。
 それが、またなんで、52才にもなって?まあ、一言で言えば自分を鍛え直すという事になるかも知れません。が、ただ単に時間があるからでもあります。昨年のチベット旅行で1ヶ月、冷たい海に入りませんでした。12月10日に帰国したら、体重が2〜3キロ落ちていたし、今シーズンはもうキツイなーと思って海に行かなかったんです。今年1月になってから2度行きましたが、なんだか冷たくて水に入っても泳がずジョギングしてるだけ。一度途切れるともう気合いが入りません。もともと気合いが足りないもので、、、。

 そこに持って来て、今、まだ求職中ですから、時間はどうにでもなるわけです。

 さらに、実は生涯3度目のチャンスなんです。1度目は25才の時、国立に住んでましたが、立川の道場にわずか数回。すぐ引っ越しをして町田の道場でも数回。それで腰痛を悪くして続けられませんでした。2度目は93年、34才の時、オーストラリア、ブリスベン道場というのがありました。日本語ペラペラの師範がいました。これもわずか2〜3ヶ月後に帰国しなければならなくなり、終わり。帰国後は続けることができませんでした。
 
 そんなわけで、3度目の正直か、2度ある事は3度あるのか。今後の頑張りによります。それにしても、道場の人達はみなやさしい人達です。親切に色々教えてくれます。大昔と違ってシゴキなんてありません。合理的な稽古をしています。入念な準備運動から始まって、突きや蹴り、受けなどの基本稽古、型の練習、ミット打ち、スパーリング(私はまだやりません)というのが大体の流れです。

 このミット打ちも、1分なら1分と時間を決めてバンバンやります。ものすごいエアロビクス運動です。右に移動しつつワン・ツー、右ローキック、左に移動しつつワン・ツー、左ローキック。ひたすら自分との闘い。これだけのシンプルなものでも1分を4〜5回繰り返すと、もう大変、息が切れます。普段、プールで50メートルダッシュをインターバルで10本とかやると、脈拍が150くらいになります。このミット打ちは150超えていました。フー。
  
 体験入門の前に2〜3ヶ月、たまたまですが陸上トレーニングをしていたので、身体は絞れていました。しかし、相手はミットでも実際に当てるとヒザに来ます。特に左ヒザが弱いので、だましだましやるしかありません。他のコンビネーションもありますが、つまりは陸上運動なので、もろに足に来ますね。
 
 さーて、いつまで続くわかりませんが、小学生の男の子達も一生懸命やってます。身体が続く限りやりたいです。