14日目③ ラサ セラ・ゴンパ 11月23日(火)

 セラ・ゴンパの問答修行見学後、ガイドのジェムツォさんはひと足先にラサに帰り、私はもう少し残って色々見て歩きました。
 
 タンカ台のところが日当りも眺めもいいので行ってみます。途中、お寺の中と外の区別がどうもわからないところがあります。牛はのんびりしているし。建築中の家かあるいはお寺の施設かわかりませんでしたが、作業している人も挨拶をしてくれます。静かでゆったりしています。

 ラサ市内では、ノルブリンカの雰囲気が良くまた行きたくなるところでした。セラ・ゴンパはなんと言っても問答修行が面白いのですが、白壁の僧院の建物や石畳、寺の周りの岩山など歩いても何か落ち着きます。これで監視カメラがなければもっといい。

 坂道の参道を降りて行き、広い通りに出たあたりに、ラサ行きのバスがいます。バス停留所のサインはないのですが、大体場所は決まっています。車掌が「ラサー、ラサ行きー。」と繰り返しています。たいていチベット族若い女の子です。途中のバス停近辺でも、走行中、バスから身体を乗り出して、道で待っている客に「ラサ行きですー。」と呼びかけて行きます。セラ・ゴンパに向かう時は「セラ!セラ!」と呼びかけていました。結構、大変そうです。チケットなどはなく、お札を束にして掴んだままです。たまに運転手のところに行って両替していました。

 ラサのポタラ宮から遠くない商店街の一角にバスは止まりました。見慣れた場所なので大丈夫。充分歩いてホテルへ帰れます。カフェでコーヒーを飲み、夜はチベットの餃子をモモを食べました。問答修行の動画が撮れたので今日はまずまず、グッド。