12日目③ ラサ ポタラ宮夜景 百貨店など 11月21日(土)










 オープンした拉薩百貨店を見てみました。衣料品などはデザイン的にも結構オシャレです。そこら中やたらきれいですが、どうもイマイチな感じがするのはなぜかと言えば、チベット人がここで買い物が出来るのか、と考えるからです。これはチベット滞在中いつも思った貧富の格差の問題です。チベットはこのまま突き進んでしまうでしょう。

 ポタラ宮前広場に行って、夕暮れ時から夜、ライトアップされるポタラ宮を撮ることにしました。茶色い山並みに月も見えてきます。暗くなってはきたけれどなかなかライトアップされず。寒くなってきました。前の方にいた欧米人男性二人組は、小さい三脚を用意してしっかりライトアップしたポタラ宮を撮るつもりだったようですが、あんまり寒いし、いつまで立ってもライトアップされないので、諦めて帰ってしましました。
 寒い中、広場で突っ立って待っているのは段々いやになって来ます。けれど、チベットにはそう何回も来られることはないだろうから、がまんがまん。広場に数名立っている警備の兵士もきっと寒い思いをしている。いったい何のために警備しているのか。

 18:50広場はまだ明るい。19:30まず広場のライトがつき始め、19:50やっとのことで白くライトアップされたポタラ宮の写真が撮れました。
実はこの時間はなんと北京時間。つまり日本時間マイナスわずかに1時間。だから本当だったら次のようになります。
 17:50広場はまだ明るい。18:30まず広場のライトがつき始め、18:50やっとのことで白くライトアップされたポタラ宮の写真が撮れました。
と、これくらいの感覚が正しい。あるいはもっとかも知れません。 
 広ーい中国の時間はひとつしかないのです。
 ポタラ宮に赤い五星紅旗が翻っています。

 スーパーマーケットで食料品を買い、シャンバラホテルのカフェでメールチェック。チベット人や風景を描いた沢山の絵が飾ってあり、ゆったり大きなソファで、コーヒーが飲めます。インターネットは15分まで、4元、50円ほど。しかし、設定の問題か何かよくわからなかったのですが、日本語は文字化けしてダメでした。後でスタッフが日本語の表示はちゃんとできたか、聞くので出来なかったと言ったら、お金はいらないと言われました。まっとうです。

 明日はセラ寺見学の予定。修行僧のジェスチャーつきの問答修行が見られるはず。