番外 東北関東大震災 特別法要 2011年3月26日(土)

本日、午後1時より、東京都文京区の護国寺に於いて、ダライ・ラマ法王日本代表部主催による東北関東大震災の犠牲となった方々への
特別法要が行われます。先週、3月19日(土)に引き続き第二回目の特別法要です。


被災者の方々が様々なつらい思いを口にされます。いったいなぜこんなことになってしまったのか? いったいどうして最愛の妻が、夫が、子供たちが、母が、父が、友人が命を奪われなければならないのか、どうして自分一人だけ生き残ってしまったのか? どうしてこんな目にあわなければいけないのか、などなど。

確かになぜ普通に生活していた、静かで純朴で、ねばりのある愛すべき多くの人々が一瞬で波に呑まれ命を失くさなければならないのか?
地殻の大変動の結果、海底が広範囲に渡り隆起し、大津波が発生しからだと。では、それが一体どうして彼、彼女達でなければならなかったのか?
それはもう運としか言いようがない、人智を超えたことの様に思います。

私は不勉強なので、仏法に照らしてみてどう説明すればいいのかわかりません。言葉で説明されても、はい、わかりましたと言える様なことではない。
ひたすら耐えるしかないのだと思います。自分一人で耐えられないと思ったら、何かにすがってもいい。
そして、その何かは、と言えばやはり宗教はひとつの救いになるのだろうと思います。
わからない事がたくさんあります。しかし、生きて行かないとならない。


今日、法要に参加し、思いを込めて般若心経を唱えてみます。


場所:護国寺 東京メトロ有楽町線護国寺駅1番出口すぐ。
時間:午後1時から。(先週は休憩をはさみ4時頃まででした)