9日目③ ラサ市内 ポタラ宮近辺 2010年11月18日(木)



ポタラ宮見学を終わってから、ガイドのジェムツォさんと別れてのんびり街を見て歩きました。
一人でどこでも歩き回るのが面白い。とはいえ、昨日ラサに着いたばかりなので、今日はホテルでゆっくり休んで、
標高3650メートルに慣れなきゃいけない。ホテルに戻りつつ町並を見て行きます。

ポタラ宮前の広い通りを東、つまりホテルのある方に戻ると、民族衣装のお店、靴屋、銀行、食堂、靴磨きの少年、キオスク、そして何百メートルか歩くと武装警察の詰所。4〜5名がいきなり歩道を塞いで、自動小銃というのかサブマシンガンというのか、下に向けてるならまだしも、水平に持っている奴がいるとむやみに銃口を観光客に向けて危なっかしい。兵士にカメラは向けないように。

ポタラ宮前広場はまさに中国的広場。ところどころに警備の兵士。西蔵和平開放記念碑なるものあり。和平と言うのはずいぶんで、聖なる場所にはそぐわない。
フト見ると広場の向こうの銀行の上に広告用の大きなTVがあって、大音量で広告を流しています。これまた、全く聖地もへったくれもないです。

通りにはホテルやスーパーマーケットもあります。車が店の前の歩道に入り込んで、好き勝手に駐車してます。なんでもありという感じ。
歩いているのは中国人が半分くらいでしょうか。商店の殆どは中国系と思われます。まあそのへんは予想していた通りです。

ユーラシア大陸横断中の大型バスが駐車していました。最近、人気のあるアフリカや南米そしてユーラシア大陸もあるんですね。何ヶ月もかけてトラックを改造したバスで横断する旅です。体力も気力もいるでしょう。TVのドキュメンタリー番組で見ましたが、旅が終わる頃には世界各国から集まった人達がホントに仲間になっている。いい旅だなー。参加者は欧米圏中心に先進国の人が殆どです。日本人などアジア系が少数。

私たちも多いに世界に出ましょう。
日射しが強く、思ったより寒くありません。