8日目① 青蔵鉄道 高原〜ラサ着 2010年11月17日(水)



昨晩は早めに休みましたが、ちょっと書き忘れを補足。
可愛い車掌さんの同僚の可愛い車掌さんが、車内販売でミルクティを売りに来ました。お盆に五つくらいのせて。お湯を入れてすぐ飲めるものです。
ちょうど飲みたかったのでひとつ買いました。6元、80円弱。ついでに羽振りの良さそうな、その時一番勝っていたギャンブラーに全部買ってあげよう〜と、ジェスチャーで言ったら、実に調子良く、アー!(中国語では確か相づちとかハイとかええの意味で使ってるんですよね)とか言って、お盆の上に乗っている残り四つ全部買ってくれました。可愛い車掌さんに気前のいいところを見せちゃうわけです。その気前のいいギャンブラーをカードキングと名付けました。
あっ、それから小さい子供も可愛いので1枚。


さて。今日はラサに着く日です。
朝から外を見ていると、荒涼とした草原に凍った河。ヤク(チベットの毛が長い牛)や羊が放牧され、わずかな草を食んでいます。
遊牧民らしき人がバイクに乗って走っていたり、たまーに集落を発見したり。とにかく、こんなところに人が住んでいるんだなーとビックリします。
段々、雪山が見えて来ます。6、590メートルのサムディン・カンサン峰などなかなかの迫力です。
ちょうどスペインのベアトリーさんの29才の誕生日ということで、食堂車でワインを飲みながらお祝いをしました。昼の食事が過ぎるとお客さんはもういなくなり、列車のスタッフがやって来て食事をします。スペイン仕込みの我々4人は延々とおしゃべり。誰かの話しが難しくなると、ベアトリーさんがやさしい英語で説明してくれます。それでも難しくなると、もう適当なところで私はカメラマンになると言って外のキレイな雪山を写したり、可愛い車掌さん達をからかったり。

ラサに近づくと列車はとてもゆっくり走ります。長かった列車の旅ももうあとわずか。ラサ市内へ流れているラサ河が見えて来たのでホントにすぐです。