6日目① 成都 プール 錦里 そして青蔵鉄道 2010年11月15日


今晩9時、待望のチベット・ラサに向けて出発です。世界で最も高所を走る青蔵鉄道に44時間乗車。4〜5,000メートルの青蔵高原を抜けて行きます。

さあ、成都ともしばしのお別れ。2週間のチベット滞在後また戻って来るとはいえ、なんだか寂しい気分。
旅というのは人や町との出会いと別れの連続だから、これはいつものこと。人生も一緒。旅は人生だー。

というわけで、まずはプールへ。2週間も泳げないのは苦痛なので、30分程、1,000メートルくらいゆっくり泳ぎ、充分なストレッチングをして終了。
外で水着を乾かしたり、りんごやビスケットの軽食をとり、一休み。天気は良し。日向は暖かい。午後からは小学生達が水泳場にやって来ます。

屋外プールをちょっと見てみました。係の女の人にで泳げないか聞いてみたら、英語が話せる人を呼んで来てくれました。それで色々聞いてみたら、この屋外プールは会員制だと分かったわけです。(4日目① 成都市内 にも書きました)
それでこの英語が少し話せる女の子から日本語を教えて欲しいと言われました。私は30才くらいの時、7年程、日本語教師をしていたので、気軽にいいよと答えました。但し、今晩、チベットに行くので2週間後にまた来るから、その時にと言いました。なんでも成都の大学で日本語を勉強したのだそうです。

さて、次は、やっぱり錦里の門前町をまた歩きたいなーとバスに乗りました。少しお土産を買って、コーヒーを飲んで、可愛い売り子さんとおしゃべりして。

あっと言う間に夕方になり、シムズのフロントに集合。ここから駅まで、シムズの車で送ってもらう事になっています。

何やらスペイン女性4名が元気におしゃべりしています。ははーん、この中の誰かがチベットに行くんだな、と推測。
7人乗りくらいのワゴン車がやって来ました。やっぱりさっきのスペイン人女性二人と、大柄な欧米人一人、そして私の計4名が、本日、シムズからチベット
へ行くようです。シムズのオーナーのマキさんからビスケットとパンのお土産を頂き、車に乗り込み、二環路北の時計で言うとちょうど12時の位置にある成都北駅へ向いました。