5日目② 成都市内 中心部毛主席像 広場 2010年11月14日(日)


明日11月15日の夜に、青蔵鉄道チベットの首府ラサに出発することになっているため、シムズのツアーデスク、ジョイさんに色々確認。ガイドを雇っている時間というのは丸1日なのかそれとも、予定した見学が終わった後は一人で行動できるのか聞きました。答えは、予定のコースが終わればその後は一人で行動できる。但し、ホテル近くの商店街くらいで、有名な観光スポットには行かない方が良いのことでした。そもそもガイドを雇った旅行なんかしたことがないんですけどねー。一人で自由に歩き回りたいに決まってます。どうなることやら、、、。
他に、11月17日の夕方ラサに着くのですが、最初の2日間のホテルを予約しました。


さて、今日は市内中心部に向いました。朝迄雨だった様で、曇り気味。少し歩いてから99番のバスに乗ります。
バス亭近くに身体の不自由な方が座って、歌を歌っています。前を歩いていた青年がサッと小銭を置いて行きました。実にもの哀しいけれどほんの少しだけ救われる光景。
バスはいつもの様にかなり混んでますが、慣れてきました。20分ほど行くとやけに広いきれいな道と広場。ちょっと見上げたら毛沢東主席の大きな白い銅像が見えました。例の右手を上げるポーズで。とにかく広場がキレイ。噴水やらオブジェというかなんと言うのか。ゴミが落ちてない。お巡りさんはチラホラ巡回をしてます。毛沢東主席の視線の前は大きな広い通り。成都を縦に貫く人民路。左手にはカルチェやら何やら高級ブティック。右手には渋谷や新宿駅前にある様なバカでっかいテレビ。シャレた広告。人々はみんな毛主席像を背景に記念撮影。リヤカーを自転車で引っ張っていたお父さんが5〜6才の女の子を乗せてやって来ました。毛主席像の前で女の子をおろして、記念撮影。ゆっくりと走り去って行きました。

広場に近い百貨店をのぞくとなかなか活気があります。もっともトイレは洋式がなくちょっと困ります。それでも建物はみな豪華というかバブリーな感じですね。歩道も立派で花壇やベンチがあちらこちらにあります。人々は皆元気です。成都の中心なので服装もわりと華やいでいます。まあ、男性は黒っぽい服が多いですね。
どうもお金持ちはドンドンお金持ちに、そうでない人はずっとそのままで、と言う様に「格差」が目に見える様です。前から聞いていた通りですね。市場経済という社会の大波に乗れない人はどうやって暮らしていくのか。内陸の成都にしてこんな感じだと、他の町はどうなのか気になるところです。