4日目① 成都市内 プール 2010年11月13日(土)

いつもの食堂で餃子とおかゆの朝ごはん。締めて5元、65円。

今日は地図で見つけたプールに行きます。中国まで旅行しているのにプールで泳ぐんですかと聞かれそうですが、そうなんです。私の趣味は水泳なんですが、旅の間も出来るだけ普通の生活をしたいんですね。そして、テレビでニュースになる様な話しや人ではなく、ごく普通の中国人がどんな生活をしているかを知りたいです。

「猛迫湾遊泳館」という豪快なネーミングの室内プールまで小1時間歩いて行きました。府河という川沿いの散歩道をのんびりと。深緑というかどす黒いというか、そう美しい感じではないのですが、まあ慣れると静かでいい散歩道です。

府河が湾曲している内側が公園になっており、プールがあったりちょっとした運動ができます。広場でダンスやら卓球やらバドミントンなんかもやってます。
ちょっと見るとスタンドつきの屋外50メートルプールもあり、外で泳ぐのは気持ちいいだろうなーと思って眺めていました。昼過ぎでしたが、10名くらいのんびり泳いでいます。殆ど男性でした。天気は良かったのですが、普通の人では寒くて泳げないでしょう。私は寒い冬でも海で泳いだりするので、このくらいなら大丈夫だと思って、受付の方に行きましたが、全く言葉が通じない。どうもカードを持っているかと聞かれた様で、どこにあるのか尋ねたら、室内プールの方の窓口を指さすので行ってみましたが、カードの様なものはありませんでした。(後でわかるのですが、ここは会員制のプールで、年間いくらという会費を払って泳ぐのだそうです。)

気を取りなおして、室内プールの受付に行きました。これまた残念なことに、午前の部は受付終了、あとは夜の7時45分からでした。

上午:周一→周五 6:30→13:45
   周六→周日 6:30→11:45
晩上:周一→周日 19:45→21:45

つまり、午前の部は月金が6時半から1時45分まで。土日が11時45分まで。
午後の部は毎日午後7時45分から9時45分までということでした。  

とりあえず、一休みしてから考えることにして、公園をぶらぶら歩いてみました。野外の喫茶店があったので入ってみます。客はちらほら。
目があった男性客に笑顔で軽く挨拶をしますが、反応なし。まあいいかと思い、お茶を注文しようとしたのですが、さっぱり通じない。目の前のお茶を指さして
これ下さいと身振り手振りでお願いすれば、大抵わかりそうなものなんですが、、、弱ったなあ、旅行用会話集を引っ張り出すしかないか、と思っていたところ、さっきの無愛想な男性がやって来て店の女の子になにやら「この人はお茶が飲みたいんだ。お茶だよ!」とかなんとか言ってくれました。
多いにお礼を言いました。
一見とっつきにくい感じのオジサンが実は親切な人だったというお話し。
これ、逆よりいいですよね。最初はいい人そうなのに、後で豹変する。気をつけましょう。

長めのグラスにタップリの葉っぱ、コルク栓の魔法瓶。これなら1時間でも2時間でもいられそうです。8元でした。
秋、天気のいい日、プラタナスの葉っぱが茶色く色づいて、のんびりするにはいいところです。