イヤな相手を黙らせる切り返し話法!チベット人学生に学ぶ!

 見事な切り返し話法の実例をチベット人学生から聞きました。

ち○○○○人学生:「どうしてチベット人の服はそんなに汚いんだ?」
チベット人学生 :「どうしてち○○○○人の心はそんなに汚いんだ?」
ち○○○○人学生:「、、、、、。」

 青海省の大学での話だそうです。

 チベット仏教の問答修行では、難しい仏教の難題に対してユーモアをもって返答しなければなりません。上のやり取りにユーモアは感じられませんが、切り返しのキレは抜群です。
もうちょっと柔らかい言い方もできたかもしれません。
 こんな具合に、

「どうして君達は服と同じくらい心がきれいじゃないんだい。」とか、

「なるほど、確かに僕たちの服は汚くて、君たちの服はきれいだ。
でも僕たちの心は君たちよりずっときれいだ。」
 
 でもなんだか冗長で、謙虚過ぎ、相手を黙らせることはできないような気もします。
 やはり簡潔に要点を突くなら、間髪を入れず、冒頭のチベット人学生のように言えば効きますね。
あとは言葉以外の表現、つまり表情とかジェスチャーなどをどうするか。思いっきりの笑顔で
「どうしてち○○○○人の心はそんなに汚いんだ?」なんて言えばものすごい皮肉になります。

 言葉の遊びはさておき、中国内での民族対立は相当根強いということがわかります。