3日目① 成都市内 路線バスと武候祠博物館 2010年11月12日

四川省成都と言えばやっぱり三国志なので、諸葛孔明を祀った「武候祠博物館」に行きました。

市内バスは意外にわかりやすい。料金は最大2元。シムズで貰った路線図をもとに、乗りたい番号のバスが来たらドアに
駆け込み、運転席脇の箱にお金を入れるだけ。普通の旅行者は定期券の様なカードは使わないので1元札を数枚用意して
おけば大丈夫。

しかし、このバス、混み方がなかなかすごい。朝の小田急線のラッシュに比べれば可愛いものなんですが。
混んでくると、後のドアから乗ってきた人が手渡しでお札やらカードを前の人に、次の人も前の人にと、リレー式で運転席脇まで
届けるんですね。最後の人がお札は箱に入れ、カードは機械にかざしてピッと鳴ると、今度は後ろの方へ手渡しリレーで戻って行
くわけです。うまいものですね。よく途中で失くならないものだと妙に感心します。
それにしても、後から後から詰め込み、ドライバーはもっと奥へ入れ!と絶叫している(多分)。慣れるまでは参りました。

さて「武候祠博物館」 ここが同じ成都の街?と思うくらい静かで良いところです。成都に来てまだ3日目でしたが、車の騒音に悩まされて
いたのでホントに気に入りました。三国志のファンというわけではありませんが、古いお寺や石碑、線香の煙に沢山の木々、ゆっくり歩いて
いると実に中国の歴史を感じます。熱心な見学者がジックリと説明を読んでいたりする姿を見ると気持ちが良くなります。